2019年09月14日更新

天然ゴムアレルギーの天敵、アボカドやバナナ

医療現場では、天然ゴムを用いた製品が数多く使われています。
ゴム手袋やカテーテルなど色々で、患者自身が触れることもあるものが多いです。
感染症を防ぐため手術の時に用いられる他、怪我をした場所の消毒や口内などの粘膜に触るときなど頻繁に用いられ、医療従事者以外でも食品製造現場などにおいても使われています。
アレルギーを持っている人は、天然ゴム製品によって起きる即時型の喘息発作やアナフィラキシーショックなどのラテックスアレルギーに注意する必要があります。
ゴム手袋が触れる場所にアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎がある場合、ゴム手袋を頻繁に利用する人、治療を頻繁に受ける患者は特に注意が必要です。
アボガドアボカドやバナナは健康食としても人気があり、高い栄養価でビタミンとミネラルが豊富なアボカド、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富でありながらカロリーも低く、すぐにエネルギーとして使われるバナナは普段から食べる機会が多い食材ですが、これらに含まれているたんぱく質には注意が必要で、ゴム手袋との交叉抗原性があることが分かっています。
交叉抗原性は、抗体が別の抗体と結合することにより特異的な反応を起こすものであり、アボカドとバナナを食べることでラテックスアレルギーの人は蕁麻疹やアナフィラキシーショックを起こすことがあるため、避けなければならない食べ物です。
元々食物アレルギーがある人も医療機関に行く際には、アレルギーがあることを伝えておくべきです。
血液検査や皮膚テストなどでアレルギーがあるか判断することが可能で、実際にゴム手袋を使った時に手が赤くなったりかゆみを帯びる、水疱や蕁麻疹などができたことがある人はアレルギーが考えられるので、一度検査を受けてみるべきです。